皆様こんばんわ。“会議室のあるホテル”2階球陽でございます。
きょうは美栄橋駅(みえばしえき)のご紹介です。
美栄橋は那覇市の北西部の久茂地川に架かる橋です。西側は国道58号やとまりん(泊漁港)が、東側には沖映通り、国際通りがあり地元や多くの観光客で賑わっています。美栄とは方言でミーと言い、「新しい」という意味です。那覇市牧志1丁目に位置します。
現在の那覇は埋め立てで陸続きとなっていますが、かつては浮島(うきしま)と呼ばれる離れ島でした。首里方面へは船で移動していました。船の移動の不便の解消のため1451年琉球王国が那覇市泊の崇元寺付近と那覇市松山(伊辺嘉麻、いべがま)の約1.5キロ間を堤防と橋で海中道路を作りました。それを長虹提(ちょうこうてい)といいます。
長虹提が築かれた時、安里橋、牧志橋、待兼(まちかね)橋が作られました。待兼橋は現在の美栄橋です。1736年ころの改修時に美栄橋駅と命名されました。現在の橋は沖縄戦後また新たに作られた橋です。美栄橋駅広場には新美栄橋碑があります。
現在は牧志1丁目ですが昭和46年までは美栄橋町で1丁目から2丁目までありました。昭和46年に牧志(当時は牧志町)、久茂地、泉崎に編入されました。
長虹提は現在は面影はなくなりましたが、いつか長虹提跡を廻ってご紹介できたらいいなと思います。
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